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スポーツ障害には鍼灸も行うが、予防(コンディショニング)が第一

2018.05.18

 当院は、平成10年の開院来、母校の星稜高校野球部のトレーナーを行っています。

 平成10年、6月20日に開院させていただき、その夏、星稜高校野球部夏の全国高校野球選手権大会に石川県代表として出場することになります。その時はベスト16まで勝ち上がり、大阪に選手とともに10日間滞在し、「治療院を始めたばかりなのに大丈夫か??!!」 と感じたことを思い出します。

 

 その時に、ベスト16で星稜高校野球部が負けた相手、それは、エース松坂大輔(現 中日ドラゴンズ)を擁する横浜高校でした。力の差をまざまざと見せつけたれ思い出があります。

 

 それから北信越大会、甲子園大会へ出場時には、時間のゆるす限り星稜高校野球部にトレーナー帯同させていただいております。

 

 そんな、鍼灸マッサージ師という立場でのトレーナー活動を通じて最近思うことは、治療し、怪我に応じて対応することも大事ですが、やはり野球を精一杯、全力で行うためには”怪我をしない身体づくり”、いわゆる”コンディショニングや予防が重要”であることが身に沁みて再認識するようになりました。

 

 テクニカルな指導や、野球の戦術・戦略などは監督やコーチが行うことですが、それに対して選手たちが痛みや怪我なく練習や試合に全力を傾けられるように身体的アドバイスや指導を行うことが大切であり、また、監督、コーチの指導に対して選手の能力に応じて身体が動くようにしてあげることが仕事なのだと思います。時には生活習慣の指導を行い、選手の体調を調整していくことも含めて、コンディショニングは最優先なのだと改めて実感するようになりました。

体調チェックという面では、鍼灸師は、東洋医学的視点(養生)でみることができます。選手の体調管理において、身体をみるということでは非常に大きなプラスポイントだと私は思っています。

 トレーナーとして気づくのが遅い!!と言われるかもしれません。カメの歩みでありますが、チームあるいは老若男女、ジュニアから高齢者まで全てのスポーツ選手やスポーツ愛好家が、怪我なくプレーできるように精進せねば!!と思うところです。

 

 かと言って、治療技術自体は常に磨きをかける必要があるわけで、選手の症状に対応できるように、こちらもさらに能力を高めていきます。また、判断・診断能力も養い、自分では手に負えないものや検査が必要な状況に関しては、迅速に適切な医療機関へ選手を紹介できるような判断力の養成、そしてそのようなネットワークを充実させていきたいと思います。

 

 今年は、6月1日~2日にかけまして、大阪において第67回全日本鍼灸学会学術大会 大阪大会が開催されます。私は学会参加のため休診させていただくこととなります。ご迷惑をおかけいたします。

 この大会におきましても、スポーツ鍼灸の演題が多くあります。【スポーツ鍼灸】実技セッションでは、「ケガの治療から見えたコンディショニング」 「スポーツ障害を予防するための下肢のコンディショニング」という演題もあります。しっかり勉強して、選手に還元できるように頑張ってきたいと思います。

 

 特に、中学校、高校、大学などの成長期、若いスポーツ選手ほど、治療より、そのスポーツを行うための身体コンディショニング、怪我予防という意識を持っていただきたいと思っています。

 

 私は野球選手を主にみております。他のスポーツの選手も対応させていただいおりますのでご安心?!ください。また、今年から少年野球チームや高校野球チームで治療以外に、ストレッチや身体の動きを理解していただく教室や指導もさせていただいております。

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