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二葉鍼灸療院(金沢) お蔭さまで 開院20周年 を迎えることができました!

2018.06.21

月日の流れは「今」考えると早いものです。

 

 二葉鍼灸療院(金沢)は、平成10年6月20日、現在の金沢市小金町で開院させていただきまして、平成30年6月20日成人式を迎えることができました。

 私と二葉鍼灸療院を支えていただおります周囲の全ての皆さま、多くの患者さんに訪れていただき、この日を迎えることができました。ただただ感謝の言葉「ありがとうございます!」しかありません。

 

 本当に皆様の”お蔭さま”で、20年、この地で仕事をさせていただきました。

 

 スタッフ紹介のページも書いてありますがhttp://www.futabashinkyu.com/archives/custom_staff/92/)、この仕事をもって、社会に貢献できていること、野球と関っていけること、職人としての終わりなき道であること、患者さんの喜びや悲しみ(時に怒り?!)に寄りそうことができること、未来に大きな可能性のある仕事であること、言い出したらキリがありませんが、心から、この仕事につけて、巡りあって良かった!と思います。

 そこには人の力では成し得ない、大いなる力と、絶妙なご縁により「今」の自分があるのだと感謝しております。

 

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 思えば、小学4年生から高校3年生まで、王 貞治選手が大好きな野球小僧でした。自分の力量を知った高校生では、そこで、” 鍼灸マッサージ・スポーツトレーナー ”という野球に関ることのできる職業と出逢いました。

 「野球に関わる仕事がしたい」という思いで、プロ野球の審判か、鍼灸の道に進みたいと思うようになり、愛知県の中和鍼灸専門学校(現 中和医療専門学校)に入学することができました。

 

 この間、星稜高校野球部を長年、トレーナーという立場で選手をサポートしていただいている、川本接骨針灸院川本 力雄 先生との出逢いがあり、川本先生から、師匠であります、東洋医学研究所® 所長  黒野 保三 先生をご紹介いただき、住み込みで研修修行という言葉が適当!)をさせていただけることになりました。修行期間は学生時代も含め10年と3カ月。(^O^)

 

 少年野球時代の野村監督、星稜高校野球部時代の 山下 智茂 監督もそうですが、人生の節目や大事なところで素晴らしい出逢いがあることは私の宝です。

 この仕事を始めるきっかけをいただき、社会人としての目標をいただいた 川本先生、さらに、今の仕事の基礎を学ばせていただき、人間性の修練、知識や技術の弛みない追求など、私生活や臨床や研究を通じて鍼灸への情熱を身体に沁み込ませていただいた、師匠の黒野先生との出逢いは、さらにまた特別なものとなっております。

 

 28歳の小僧が開院させていただき20年が経ちました。

 いえ、皆さまのお蔭さまにより「今」があります。

 

 私もまだまだ発展途上であり、足らない部分、補わなければならない部分、新しく発想しなければならない部分など、多くの課題と使命があります。

 私は、鍼灸という伝統医学であり、新しく進化し続ける医療に携わりながら、国民の皆さまの健康長寿、心も身体も幸せ人生の実現のお手伝いをさせていただいております。

 これからは、これまでの経験や教えられ受け継いできた知識や知恵や心や思いなど、蓄積されたもの、発見してきたことを、一人の鍼灸マッサージ道を志すものとして、どう伝えていくか、ということが、これからの目標になろうかと思います。

 

 患者さんの訴えに応えられないこともあり、未熟を感じる「今」この瞬間ではありますが、師匠を始め、多くの素晴らしい出逢いや、その力のお蔭さまで、多くの機会に恵まれ、患者さんのため、鍼灸医療・医学のため、鍼灸業界のため、仕事をさせていただいております。

 現在、(公社)全日本鍼灸マッサージ師会、(公社)石川県鍼灸マッサージ師会、金沢市鍼灸マッサージ師会、(公社)全日本鍼灸学会、石川県鍼灸研究会、石川県スポーツトレーナー連絡協議会、中和医療専門学校同窓会、星稜高校野球部チームスタッフ(トレーナー)など、この20年間で、多くの皆さまにお声掛けいただき、日頃の治療院での鍼灸臨床以外にも役員等を務めさせていただいております。

 

 頼まれごとは、試されごと、ではありませんが、自分の与えられてきたものを、他の皆さまや事業のために使っていただけることは、私の学びにもなり、成長にも繋がるという認識で、楽しく仕事をしています。

 

 ここで、師匠の黒野先生の言葉がいつも頭をよぎります。その、もっとも心にグサリと刺さっている言葉の一つは、『 他人の痛みを、我が痛みと感じることができる人間になりなさい 』です。

 

 実践しようとすると、簡単なようで、難しい言葉です。

 

 今、ここからも、さらに一人でも多くの患者さんの喜ぶ顔、笑顔のために、心と身体を寄りそい、そして、人間として、鍼灸マッサージ師として、さらに成長して世の中に貢献していきます。

 

 そして、先ほども書きましたが、よりよい鍼灸医療・医学、よりよい鍼灸業界、よりよい人生哲学(心)など、先輩方が古来より受けついてきたものを、さらに「よりよい」形にして、次の後輩の皆さんへバトンタッチして、受け継いでいきたいと思います。

 

 「未済(びせい)は、亨(とお)る。子狐ほとんど済(わた)らんとして、その尾を濡らす。利(よ)ろしきところなし」

(火水未済:易経より)

 

 子狐が川を渡るときに、九分通り渡りきろうと思った時に、尻尾を濡らしてしまい、失敗してしまうことを例えとして、未熟さを認知できない場合は、ことを成すことができないことを現した言葉。

 「未済は亨る。」とは、未完成が完成にいたること。

 これではダメだと未熟さが身に沁みた時から、完成への道が開けるという意味です。

 

 どんな人生経験を積んでも、自分の未熟さに気づくことは新たな希望でもあるので、そんな心境で一日一日をすごしていきたいです。患者さんにために、世の中のために過ごしていきたいと思います。

 

 全ての出逢いに感謝!!

 

 

二葉鍼灸療院(金沢) 院長 田中良和 

~平成30年6月20日 開院20周年を迎えて~

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